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東京大学医科学研究所公共政策研究分野

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【院生室より】お花見をしました

2016/04/04

こんにちは。M2の佐藤桃子です。
新年度に入った4月1日、研究室のある白金台キャンパスでお花見を行いました。

晴れた空の下、満開の桜の下でお昼ごはんを食べる贅沢なひとときを過ごすことができました。
個人的には学会発表や修論など、忙しくなる年度ですので、気合いを入れ直す良い機会となりました。
新年度からも気を引き締めてがんばっていきたいです。

春らしくなったかと思いきや、冷え込む日もあるので油断はできませんね。風邪などにお気をつけてお過ごしください。

(M2・佐藤桃子)

 

 

新しい仲間を迎えました

2016/04/01

2016年4月1日より、
大学院学際情報学府博士課程1年生として、李 怡然さん
大学院学際情報学府修士課程1年生として、張 有沙さん
新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻博士課程1年生として、内山正登さん
学術支援専門職員として、山西たか子さん
研究倫理支援室付 学術支援専門職員として、佐藤美樹さん
をお迎えしました。
どうぞ宜しくお願いします!

 

 

東大医科研大学院進学説明会(4/16)のお知らせ

2016/04/01

 当研究室では、新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻と、大学院学際情報学府文化・人間情報学コースから大学院生を受け入れています。

【東大医科研大学院進学説明会】
 2015年4月16日(土)に開催される、東大医科研大学院進学説明会にて、数分間ですが、研究室紹介をいたします。詳しくは、東大医科研大学院進学説明会のご案内をご覧下さい。

 

 

大学院出願希望者の方へ

2016/04/01

 当研究室では、新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻と、大学院学際情報学府文化・人間情報学コースから大学院生を受け入れています。
 出願希望者の方には、この研究室への出願がご本人にとって最適な選択かどうかを検討するため、どのような研究テーマを検討されているかについて、出願前に必ずお伺いするようにしています。
 研究室訪問希望のご連絡を頂く際には、下記の事項についてお書きになり、pubpoli@ims.u-tokyo.ac.jp宛にお送りください。

1.学部・修士課程のご所属、専門
(※博士課程出願希望の方:修士論文を拝見させて頂きます)

2.出願希望の研究科名

3.あなたの研究関心
・問題意識・背景
・取り組みたいテーマ・内容、研究方法
・これまでの研究との関係
・将来希望する進路(博士課程進学希望なら、その後の進路)
(※できるだけ詳しく。参考にした文献があれば、その出典も入れてください)

書式:自由

分量:A4サイズで2枚以上でお願いします。

 

 

【みらいのかぞくプロジェクト】第2回目こうのとり相談室試行会(藤澤)

2016/04/01

こんにちは。M2の藤澤空見子です。

今回は、先日ご報告した、日本科学未来館での「みらいのかぞくプロジェクト」のワークショップ試行会第2弾についてお話します!
「2025年のこうのとり相談室」と題したこのワークショップ、試行会第1弾は2/20(土)、第2弾は3/27(日)に実施されました。実施日から少々お時間が空いてしまいましたが、第2弾も参加して参りましたので、この場でご報告させていただきたいと思います!

今回の試行会は、前回とは異なり、ミニトーク+対話型イベントという構成でした。前回の試行会後、スタッフミーティングに同席させていただいたのですが、その場で本当にたくさんのご意見が出ていました。それを反映し、ミニトークを追加したとのことでした。ここでは、日本科学未来館スタッフの方が染色体や遺伝子、遺伝性疾患についての基礎的な説明をされていました。これらの話題は最近ニュースで取りあげられたり、なかなか理解が難しかったりするためか、トークが始まるとたくさんの方が会場にいらして、真剣にお話を聞いてらっしゃいました。会場も開放的なところだったため、注目度も高かったように思います!

ミニトークの後は、希望者の方が残って対話型イベントが始まります。私が参加した会では、5名で「出生前検査を通じて、胎児についてどういった情報を知りたいか/知りたくないか、またなぜそう思うか」といったことについて意見交換をしました。議論を通じて意見がどのように変わったか/変わらなかったか、ということに注目しながら皆様がお話されていたのが印象的でした。

当ワークショップの定常的な実施に向けて、着々と準備が進んでいる様子を肌で実感しました!今後の展開が楽しみです。またご報告させていただきたいと思います。

*「みらいのかぞくプロジェクト」のfacebookページはこちら

(M2・藤澤空見子)

 

 

第77回 ジャーナルクラブ記録

2016/03/18

第77回(2016年3月18日)

本日は、以下の文献が紹介されました。

武藤:
Clinical-Genetic Associations in the Prospective Huntington at Risk Observational Study (PHAROS): Implications for Clinical Trials
The Huntington Study Group PHAROS Investigators
JAMA Neurol.73(1):102-110.2016.

中田:
Citizen Science on Your Smartphone: An ELSI Research Agenda
Rothstein MA, Wilbanks JT, Brothers KB
Journal of Law,Medicine and Ethics.43(4):897-903.2015

藤澤:
科学論の第三の波—その展開とポリティクス
和田慈
『思想』(6):27-63.2011
(The Third Wave of Science Studies: Developments and Politics,” Japan Journal for Science
Collins, Harry
Technology & Society.20:81-106.2011)

李:
How young people find out about their family history of Huntington’s disease
Karen F. Keenan et al
Social Science and Medicine.68: 1892-1900.2009

佐藤:
Counseling Parents Before Prenatal Diagnosis:Do We need to Say More About the Sex Chromosome Aneuploidies?
Faustina Lalatta and G Stephen Tint
American Journal of Medial Genetics.161A(11):2873–2879.2013.

 

 

【院生室より】送別会

2016/03/16

そろそろ暖かくなってきましたが、花粉も気になってくる季節ですね。桜が楽しみです。

送別会シーズンの今日この頃、武藤研でも歓送迎会を行いました。
今年度修士課程を卒業される岩本さん、江さん、李さんの3名及び、研究室を離れる帆刈さん、須田さんの送別会と、2月から着任された中田さんの歓迎会とを兼ねての開催でした。
お花と色紙のプレゼントや、お店からのデザートプレートなど、とても盛り上がりました!

今年度の締めくくりにふさわしく、何と23名もの方にご参加頂き、素敵な会となりました。
あと2週間ほどで今年度も終わりですが、4月に向けて気持ちを新たに頑張っていければと思います。
少し早いご挨拶ですが、来年度もどうぞよろしくお願いいたします!

(M1・佐藤)

 

 

【院生室より】遠足に行ってきました

2016/03/09

先日、武藤研毎年恒例の遠足に行ってきました!
今年度の行き先は横須賀の軍港めぐりと猿島クルーズ、のはずだったのですが、濃霧のため船が欠航になってしまい、お天気にも関わらず行くことかなわず…。

そこで、横須賀では海軍カレーを頂き、雨天案の横浜に移動することとしました。
行き先は「Orbi」 というミュージアムです。
ここはBBC earthとセガが共同で「地球を体感する」をテーマに作っているミュージアムで、様々なエキシビションやシアター上映を楽しむことができます。
特に、マウンテンゴリラの生態を捉えた4Dシアターは、3Dのリアルさと座席が揺れるなどの臨場感でとても引き込まれました!

研究室で忙しい日々を送っているメンバーがリフレッシュする良い機会になったことと思います。
来年はどこに行けるのか、今から楽しみです。

(M1・佐藤)

 

 

第76回ジャーナルクラブ記録

2016/03/04

第76回(2016年3月4日)

本日は、以下の文献が紹介されました。

楠瀬:
Assent in paediatric research: theoretical and practical considerations
Wendler, D. S
Journal of medical ethics.32(4):229-234.2006.

高嶋:
France investigates drug trial diserster
Barbara Casassus
Lancet.387:326.2016

李:
Genetic testing in asymptomatic minors: Background considerations towards ESHG Recommendations
Pascal Borry, Gerry Evers-Kiebooms, Martina C Cornel, Angus Clarke and Kris Dierickx on behalf of the Public and Professional Policy Committee (PPPC) of the European Society of Human Genetics (ESHG)
European Journal of Human Genetics.17:711-719.2009.

佐藤:
How Much Control Do Children and Adolescents Have over Genomic Testing, Parental Access to Their Results, and Parental Communication of Those Results to Others?
Clayton, Ellen W
Journal of Law, Medicine & Ethics.43(3):538–544.2015.

 

 

2015年度第13回公共政策セミナー

2016/03/03

本日、2015年度、第13回目の公共政策セミナー(ゲスト特別編)が開かれました。
内容は以下の通りです。

◆日時:2016年3月3日(木) 10時00分~12時30分

◆発表者:野々村菜穂(東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻(SPH))

◆タイトル:臨床研究に関する認知症患者家族の意識調査

 

 

2015年度第12回公共政策セミナー

2016/03/02

本日、2015年度、第12回目の公共政策セミナーが開かれました。
内容は以下の通りです。

◆日時:2016年3月2日(水) 10時00分~12時30分

◆発表者1:高嶋佳代 (東京大学医科学研究所公共政策研究分野 特任研究員)

◆タイトル:眼科疾患における幹細胞臨床研究の倫理的問題

◆要旨:新規治療法開発の実施には、その新規性に特有の問題に着目される傾向がある。例えば、iPS細胞の臨床研究においては、細胞の特性から造腫瘍性が一番の検討事項となっている。それゆえ、はじめてヒトに実施した眼科疾患の研究が、iPS細胞臨床研究全体の安全性の検証のステップとしても、大きな役割を担うこととなった。確かに、眼科領域は観察やアプローチが容易であり、致死的疾患ではないことなどの理由で、細胞治療における新規治療法開発での安全性の検証としては妥当な選択かも知れない。しかしながら、その新規性に注目が大きく集まったが故に、眼科疾患への新規治療法開発を行う上で、着目すべき倫理的課題が影を潜めた可能性がある。
 そこで今回、文献検索、眼科疾患の患者会での議事録などを元に分析を行い、眼科疾患における幹細胞臨床研究の倫理的問題を検討する。


◆発表者2:佐藤桃子 (学際情報学府 文化・人間情報学コース 修士課程)

◆タイトル:ターナー症候群と出生前診断

◆要旨:2015年4月、NIPTコンソーシアムから、NIPT対象疾患の拡大の要望が日本産科婦人科学会に出された。現在はコンソーシアムが当面拡大はしないと述べているが、日本の出生前診断において対象疾患の拡大が議論されたのは初めてであり、この議論は日本の専門家が出生前診断をどう捉えているかを明らかにする契機だと考えられる。
 拡大対象の候補には、臨床的症状は重篤でないものの、不妊の症状を呈することの多い性染色体異常が含まれていた。そこで本発表では、拡大対象の候補となった、女性に多い性染色体異常であるターナー症候群に焦点を当て、その病態と遺伝カウンセリングの現状を紹介し、修士論文に向けた問題意識を明らかにする。

 

 

生殖補助医療における子への真実告知に関する論文が掲載されました(李)

2016/02/25

2016年1月31日に公刊された『保健医療社会学論集』26巻2号に下記の論文が掲載されました。(現在は未公開ですが、今後順次オンライン上で公開されていく予定です)

「配偶子提供で生まれる子への真実告知とインフォームド・アセント―不妊カウンセラーへのインタビューより―」(李怡然・武藤香織)

精子提供や卵子提供などの配偶子提供で生まれる子どもの「出自を知る権利」の保障とともに、その出発点となる真実告知(truth telling=親から子に伝えること)が重要とされてきています。国内では、真実告知は当事者家族の問題として任されてきた傾向がありますが、医療従事者や他の専門職との協働によって、中長期的に支援が可能となるのではないか、という論点で執筆しました。

卒業論文で実施した不妊カウンセラーへのインタビューデータをもとに、子への真実告知についての意識や経験に焦点を当てて再分析した結果を考察しました。
一般的に不妊カウンセラーは親となる不妊当事者カップルの支援を中心に想定されていますが、子の出生後まで想定したカップルの共同意思決定を促し、出生後も真実告知に携わる役割として期待できることが示唆されました。
小児科医療・研究では「インフォームド・アセント」(informed assent)という概念があり、医療者や研究者に対し、子に医療行為を分かりやすく説明した上で了承を得る、という努力義務があります。そこで真実告知においてもこの概念を援用し、治療に関わった医療従事者の協力も得て、親と子のカウンセリングや支援の整備につなげられるのではないか、という提案を述べました。

もちろん、これは現段階での展望であって、実際にどのような支援の形が可能となるのかは、これからの探求課題だなと思っています。
そして、「親から子にどう伝えるか」という課題は、生殖補助医療に限らず、養子縁組、出生コホート研究、遺伝性疾患...など家族にまつわる多くのテーマに関わってきます。修士論文では、出生コホート研究における告知をテーマとし、その過程で、生殖補助医療と似ている点も異なる点もあることが分かり、インフォームド・アセントという本稿で核となる論点に気付くことができました。どの問題も、当事者や家族の思いもさまざまあるだけに、簡単に「伝える/伝えない」だけでは片付けられないと思います。今回の考察をもとに、これからも考えを深めていきたいと考えています。

最後になりますが、この場を借りてインタビューにご協力下さったカウンセラーの皆様に、改めまして厚く御礼申し上げます。

 

 

【みらいのかぞくプロジェクト】こうのとり相談室試行会(藤澤)

2016/02/22

こんにちは。M2の藤澤空見子です。
先日の春一番は、天気が荒れて少し大変でしたね。
春一番の後は寒くなることが多いそうなので、服装管理に気をつけてくださいね。

さて、先週末、日本科学未来館の「みらいのかぞくプロジェクト」のイベント試行会へ参加させていただきました!
このプロジェクトは、科学技術がもたらす変化や可能性を切り口に「家族」の多様性を考えていく内容となっています。(日本科学未来館公式サイトより)
今回私が参加したのは、出生前検査を題材とした対話型イベント「2025年のこうのとり相談室」の試行会です。

試行会では、5〜10人のグループの中で、出生前検査についての説明を聞いた上で、自分の出生前検査についての考えを皆さんと共有する、という流れで30分程度のワークショップを行いました。
説明の部分では説明動画を流してくださるのですが、「出生前検査」という漢字が並ぶ難解そうなイメージとは裏腹に、男性も女性も親しみを持って見ることができる内容になっていて、スタッフの皆様はさすがだなと思いながら動画を拝見しました!
考えを共有する部分では、参加者の皆さんがお互いに「こういう考えもあるのか」というような表情・コメントを交わしながら意見交換をされていました。

出生前検査を題材としていても、難しそうな印象や話しにくい印象はほとんどないワークショップで、終始感動しておりました。
また、意見交換の際にはやはり科学や遺伝カウンセリングの特徴をわかりやすく伝える必要がある場面もあり、科学コミュニケーションの重要性を感じました。

「2025年のこうのとり相談室」は今後未来館の常設展示会場において、定常的に実施する方向で検討中とのことです。
皆さんも日本科学未来館に行った際には、ぜひ参加してみてください!
下記にfacebookページもご紹介しております。

*「みらいのかぞくプロジェクト」のfacebookページはこちら

(M2・藤澤空見子)

 

 

出生前診断の倫理観の歴史に関する論文が掲載されました(佐藤)

2016/02/22

2016年1月に公刊された『哲学・科学史論叢』第18号に下記の論文が掲載されました。

「羊水検査に対する産婦人科医の倫理的見解 : 1969年9月から1978年3月の言説分析」(佐藤桃子)

この論文は昨年提出した卒業論文を下敷きに、「羊水検査が導入された1970年代、検査を実施していた産婦人科医たちは検査を倫理的にどのように捉えていたのか?」という問題意識で執筆したものです。

現在、出生前診断の受診や選択的中絶の倫理的問題は、検査の対象者であれば、遺伝カウンセリングなどで担保された両親の自己決定によって決められるとされています。ですが、その「自己決定」がどのような文脈で生まれたかについては、最初の出生前診断である羊水検査まで遡ってみる必要があります。
そこで、主要な産婦人科系ジャーナル3誌から羊水検査の倫理的側面を指摘した論文を抜き出し、言説分析の形で検討を試みました。
その結果、患者が権利運動で「自己決定」を求めてきたアメリカなどと異なり、日本では、羊水検査の実施に対して起きた批判に応答する形で医師たちが「自己決定」を提唱したことを述べました。

短い研究生活のほとんどを占める期間で追ってきたテーマです。今後は、未来の出生前診断に目を向けて研究を進めて行きたいと思っております。

 

 

第75回 ジャーナルクラブ記録

2016/02/19

第75回(2016年2月19日)

本日は、以下の文献が紹介されました。

神里:
The Meaning of Translational Reserach and Why It Matters
Steven H. Woolf
The Journal of the American Medical Association.299(2):211-213.2008

中田:
Do-It-Yourself Medical Devices — Technology and Empowerment in American Health Care
Jeremy A.Greene
The New England Journal of Medicine.28;374(4):305-8.2016

高島:
Zika Outbreak Means It Is Now Time To Cancel Rio Olympics
L.Caplan and Lee H.Igel
Forbes.2016.Feb.3

Rio Faces A Zika Epidemic. Time To Cancel The Olympics
Joshua A. Krisch
Vocativ.2016.Feb.4

With Zika, Is There Really A Case Against Postponing The 2016 Olympic Games in Rio?
L.Caplan & Lee H.Igel
Forbes.2016.Feb.12

藤澤:
科学知の構成と社会−社会と科学の相互観察
圓岡偉男
東京情報大学研究論集.14(2):44-56.2011

佐藤:
Turner Syndrome: Updating the Paradigm of Clinical Care
Jordan E. Pinsker
The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism. 97(6):994–1003.2012

 

 

2015年度第11回公共政策セミナー

2016/02/17

本日、2015年度、第11回目の公共政策セミナーが開かれました。
内容は以下の通りです。

◆日時:2016年2月17日(水) 10時00分~12時30分

◆発表者1:永井亜貴子(東京大学医科学研究所公共政策研究分野 特任研究員)

◆タイトル:BBJの生存調査と本人通知制度

◆要旨:近年、「住民票の写し等の第三者交付に係る本人通知制度」を導入・施行している市町村が見受けられる。本人通知制度は、個人情報の不正利用等の抑止や防止などを目的として地方自治体主導で開始された制度であるが、その普及状況や学術活動への適用の詳細は明らかではない。本発表では、本人通知制度に関する調査結果と、住民票の写しの第三者交付を利用する追跡調査への本人通知制度の影響について報告する。


◆発表者2:江念怡(新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻 修士課程)

◆タイトル:薬局・ドラッグストアでのPGx検査提供に関する一般市民の意識

◆要旨:近年、ファーマコゲノミクス(以下、PGx)が進展し、日本では2008年にイリノテカンに関する検査が保険収載されたほか、2010年と2012年にIL28BとCYP2C19に対する検査がそれぞれ先進医療(A)として認められるなど、医療用医薬品の処方前の検査として、PGx検査の医療への応用が進んできた。しかし、一般用医薬品に対するPGxは発展していない。2014年6月に一般用医薬品のネット販売が解禁され、一般用医薬品の99%がインターネット上で購入可能となったうえ、スイッチOTC薬を含む一般用医薬品でも重篤な副作用が発生する事例が少なくない。
 そのため、今後、一般用医薬品に関連するPGx研究が進めば、薬局・ドラッグストアでPGx検査が実施される可能性もあり、将来、市民にとって身近な検査になりうる。先行研究では、一般市民がPGx検査をどのような期待を持っているのかを明らかにした調査はないことから、本研究では、日本の一般市民の遺伝学・ゲノム科学に関するリテラシーに着目し、PGx検査への期待や関心などの態度との関連を明らかにすることを目的とする。
 研究方法は、2014年に㈱インテージに委託して実施した一般市民意識調査のデータセット(20-79歳までの男女7,540名分)を用いた分析である。回答者の遺伝学やゲノム科学に関するリテラシーを得点化し、PGx検査を含む遺伝学的検査への態度との関連、検査の説明を受けたい場所との関連、リスク・ベネフィット認知との関連等を検討した。統計解析には、SPSSVer.23用い、χ二乗検定やSpearmanの順位相関分析を行った。
 その結果、PGx検査を受けたい人は37.5%であった。また、遺伝学・ゲノム科学リテラシーの高さ、個人遺伝情報活用のベネフィット認知との関連が有意に認められたほか、いずれの場所でも事前説明を求める人は、保険加入に関する遺伝情報差別禁止法を求める傾向も認められた。
 以上の結果を踏まえて修士論文を執筆した。今回のセミナーでは、その内容について報告する。

 

 

【院生室より】高校生の皆さんが来てくださいました!

2016/02/17

こんにちは。M2の藤澤です。
最近は暖かい日と寒い日が交互にやってきて、服装調節が難しいですね。

今日は、福島県立磐城高校の皆さんが研究室へいらしてくださいました。
磐城高校の生徒の皆さんの一部は、カリキュラムの一環で研究や研修に取り組んでいるそうです。
今回は、生徒の皆さんに生命倫理について考える研修に参加してもらいました!

テーマは「遺伝子検査」ということで、Direct to Consumer検査(DTC検査)を取りあげました。
自分だったら受けたいか、日本のDTC検査の現状はどうなっているのか、今後社会の中でどのように扱っていくべきか、といったことについて、講義やディスカッションを通じて一緒に考えてみました。

生徒の皆さんは意見を積極的に発言してくださって、とても活発な議論となりました!
遺伝子検査の他にも様々な最先端技術が世に出回っている(出回ってくる)と思いますが、「私達は科学をどう利用していくべきなのか」という観点から科学を見つめていく...という姿勢もぜひ大事にしてほしいなと感じました。

高校生と一緒にディスカッションをする機会はなかなかないので、私としても新鮮な経験でした。
磐城高校の皆さん、遠くからお越しくださって本当にありがとうございました!

(M2・藤澤空見子)

 

 

【みらいのかぞくプロジェクト】キックオフイベントに参加してきました(李)

2016/02/14

こんにちは、M2の李怡然です。
雲一つない晴天に恵まれ多くの家族連れで賑わう2月11日(祝・木)に、お台場の日本科学未来館で開催された「みらいのかぞくプロジェクト」キックオフイベントに参加してきました。

インドなどでフィールドワークをされてきた国立民族博物館の松尾瑞穂先生のお話からは、世界を見渡せば「お母さんとお父さんが一人ずついて、子どもが一人か二人ぐらいいて」という家族の形態が当たり前ではないこと、公共政策研究分野の武藤先生のお話からは、科学が進展しても、そうした医療や技術を選ばない可能性も含め、ひとりひとりの生き方を尊重することの大切さに気付かされました。

続いて、AID(非配偶者間人工授精)やLGBT(セクシュアル・マイノリティ)の当事者の方々からのトークがあり、フロアの参加者も交えて質問や意見の交換が行われました。みなさん、ご自身の経験や身の回りで見聞きしたことから、子どもをもつ選択や真実告知に対する熱い思いを持っていることが伝わり、子どもの側、親の側という立場によっても考え方はさまざまあるのだなあと、刺激を受けました。

後半の希望者のみ対象のワークショップでは、班ごとに分かれてグループワークを行いました。たしかに、「家族」ってふだん何気なく使っている言葉だけれど、改めて考えてみると何だろう...とディスカッションしていく中で良い意味でもやもやさせられ、密度の濃い時間を過ごしました。

それにしても、すぐに答えが出る問いではないだけに、限られた時間でいろんな方のコメントをまとめファシリテーターをしていた科学コミュニケーターの樋江井哲郎さん、田中健さん、ボランティアのみなさんのトーク力には、運営側としても勉強になることが多かったです。

日本科学未来館では、これからも家族に関わる問題をテーマに、定期的にイベントを開催していくとのこと。今後も楽しみですね!

(M2・李怡然)

 

 

【院生室より】産総研のインターンに行ってきました

2016/02/13

こんばんは。M1の佐藤桃子です。
突然暖かい週末となりましたが、次はいつ寒くなるのかとつい身構えてしまいます。

先日、つくばにある産業総合研究所のインターンに行ってきました。
研究所、というと研究者だけが働いているイメージがあるかもしれませんが、今回私が参加したのは、研究を支えたり技術を社会に送り出したりする、総合職のインターンです。

グループワークでプレスリリース用の広報文を作ったり、企業との共同研究の交渉をシミュレーションしたりと、大学の中ではできない体験ができました。
特に広報文を作る作業は、複雑な科学技術を分かりやすく伝えるとても良いトレーニングになり、日頃から分かりやすい説明を心がけていても盲点になっていた部分に気付かされました。
科学技術の報道に注目する良い視点を得られたと思います。

インフルエンザが流行る季節になってきましたので、皆様お気を付けてお過ごしください。

(M1・佐藤桃子)

 

 

第74回 ジャーナルクラブ記録

2016/02/05

第74回(2016年2月5日)

本日は、以下の文献が紹介されました。

中田:
Regulatory controversy on the pediatric ventricular assist device trial in Japan
Nakada H, Arakawa M, Tatsumi E
The Journal of Heart Lung Transplantation.35(1):148-50.2016.

李:
Disclosing Secondary Findings from Pediatric Sequencing to Families: Considering the ‘Benefit to Families’
Benjamin S. Wilfond, Conrad V. Fernandez, and Robert C. Green
Journal of Law, Medicine & Ethics.43(3): 552-8.2015.

佐藤:
Abortion Counselling and the Informed Consent Dilemma
Scott,Woodcock
Bioethics.25(9):495–504.2011

 

 
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